この本はブコウスキーの日記を時系列順に並べたものになっている。
ブコウスキーが亡くなっていることを知っているので、ブコウスキーが死に向かっているのを感じながら読み進めなければならない。
ブコウスキーがもうこの世に存在しないということを思い出して僕はとても悲しい。
ブコウスキーの書く本の主人公であるチナスキー(ブコウスキーの分身)は破天荒な酔っ払いだ。けれど、僕にはブコウスキーの抱える寂しさや優しさが感じられる。
ブコウスキーの本は僕のために書かれた本だと思っている。ブコウスキーあなたの書いた本には随分と助けられた。最後まで書き続けてくれてありがとう。
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