夢先猫– Author –

昔あった旅への憧れは無くしてしまった世界はとても小さくなった記憶にない過去の憧憬僕はもう取り返せない過ぎ去った日々が邪魔をする

チョコレートの沼に嵌まっているゆっくりと固まっていくチョコレートおぞましいのに、笑ってしまうくらい滑稽宿命論者にでもなり緩慢な死を受け入れる？冗談だろ限定された状況でもがくしかない

人間にとって本当に関心があるのは目先のささやかな問題大義やイデオロギーを掲げていても行動の動機づけとなっているのは、より良い住環境を求めている程度のこと私生活において奪われたと思っているなにかを取り返すための戦い個人的な問題でしかない

悪意のこもった夜空なにかこの単調さを破ってくれるものが欲しくなるけばけばしくもにぎやかなネオンサイン、点滅する電飾看板退屈であるがために生まれる瞬間的破壊衝動すべてはバランスの問題

実力主義など嘘だろう、所詮は運の問題だ慣習と習慣でまわる日常漠然とした変化の希求私に幸運を

　この本はブコウスキーの日記を時系列順に並べたものになっている。 ブコウスキーが亡くなっていることを知っているので、ブコウスキーが死に向かっているのを感じながら読み進めなければならない。 ブコウスキーがもうこの世に存在しないということを思...

左の睾丸を２度。 右の睾丸を１度。 握りしめるのは、「ジョン・レノン対火星人」のサイン。 ヘーゲルの大論理学は、突発性小林秀雄地獄。 死躰に取り憑かれたすばらしい日本の戦争。 母は魂のヤクルトおばさん。 ポルノグラファー作家の恋人はパパゲーノ。